
2歳になると、食べられるものが増えてきて、おいしいおやつも食べられるようになってきますよね!
そうすると出てくる悩みが「2歳の子がご飯を食べてくれない…お菓子ばかり欲しがる…」というもの。
実際に、我が家の2歳の長女も朝起きるとまず「おやつ食べたい!」と騒ぎます。
ご飯を食べてくれない、偏食気味、お菓子ばかり欲しがる…と、悩むママ必見!
本記事では、我が家で効果があったおすすめ野菜メニューと冷凍幼児食を紹介します!
●栄養の偏りに悩んだ時の対処法
●苦手を克服!冷凍幼児食体験談
2歳がご飯を食べない理由とは?
まずは、2歳児がご飯をなかなか食べてくれない理由や原因はどんなものがあるでしょうか?
2歳の子がご飯を食べない理由としては主に5つが考えられます。
②見慣れない食材や味への警戒心
③遊びたい
④ずっと座っているのが苦痛
⑤食欲には波がある
味が濃く甘くておいしいお菓子と比べると、どうしてもごはんや野菜などは子どもにとって魅力が乏しいことも。
また、2歳児は大人が思っている以上に初めてのような食材や慣れない味に敏感で、それが偏食になる原因の1つのようです。
2歳頃は成長のペースがゆるやかになるため、急に食欲が落ちることもあったりしますが、この場合は時間が経つとまた食べてくれるようになります!
2歳児なりにご飯を食べない理由があるわけですが、それが続くと栄養が不足してしまいリスクやデメリットも0ではありません。
●脳の発達に影響が出る
●免疫力の低下
●食への意欲が更に低下
●心の発達への影響

ご飯を食べてくれないと、仕方なくお菓子だけでも…と思ってあげてしまう人もいると思います。続けると栄養バランスが悪くなったり、ますますご飯を食べなくなったりと悪循環になるので心配ですよね。
お菓子ばかり欲しがるのはなぜ?
ご飯はあまり食べないのに、お菓子は欲しがったりモリモリ食べたりすることってありますよね。
2歳児がご飯を食べずに、お菓子ばかり欲しがるのには『甘くておいしいから!』以外にもちゃんと理由があります。
例えば、お菓子は空腹時にすぐに食べることができて満足感も得られるため、特に寝起きなどの空腹を感じやすい時にお菓子を欲しがることが多いです。
また、おやつの時間に比べてご飯の時間はどうしてもお行儀を注意してしまう場合も多く、ご飯に対してネガティブなイメージを持っている可能性もあります。
お行儀は大事ですが、それ以上に楽しい食事の時間にできたらいいですよね!
そして食事前のお菓子を止めるためにも、空腹時になるべく早く出せる定番レシピをストックしておくのもおすすめです♪
2歳児の偏食と食わず嫌い
2歳児が偏食だったり食わず嫌いなのは、実は、良くあることです。
というのも、2歳は味覚や感覚がとても繊細で慣れない味や食感、匂いなんかも苦手に感じて「嫌!」となることが多いからです。
また、子どもは「知っているもの」が安心するし大好き!
何度も食べているものは安心して食べますが、そうでないものだと「食べたくない!」となることがあります。
偏食や食わず嫌いは成長の過程として当たり前の反応なので、無理に直そうとせずに、まずは少量から楽しくチャレンジすることが一番の近道だったりします。
我が家で効果があった!2歳の子が食べてくれたメニュー
我が家の2歳児も、野菜が大好き!というわけではなくどちらかというと野菜は苦手な方です。
そんな2歳の長女でもおいしく食べてくれたメニューを紹介したいと思います!
野菜嫌いでも食べたレシピ3選
野菜が苦手な子供でも食べやすいおすすめレシピを3種類ご紹介します!
子どもが好きな定番メニューの他、比較的お手軽に作ることのできるメニューも紹介しています。
ポイントは・野菜を細かくする・見た目でも分かりにくくする・甘みと合わせるです!

いずれはちゃんと『野菜』を食べてくれるとうれしいですが、まずは野菜を摂取してくれることに重点を置いています。
野菜たっぷりチキンナゲット風
【材料】
・鶏ひき肉
・細かく刻んだキャベツや玉ねぎ、にんじんなど
・塩少々・マヨネーズ少々
・片栗粉
【作り方】①材料を全部混ぜて、平たく丸める
②片栗粉をまんべんなくまぶす
③フライパンでこんがり焼くだけ!

野菜はすりおろしてもOKで、柔らかく仕上がります。ハンバーグよりもナゲットの方が2歳の長女は好きそうです!
カラフル野菜の混ぜごはん
【材料】(子ども茶碗2杯分)
・ごはん…200g
・にんじん・ブロッコリー・コーン
(ゆでて細かく)…各大さじ1〜2
・しらす…大さじ1
・ごま油…数滴(香り付け)
【作り方】①野菜をゆでて細かく刻む。
②温かいご飯に具材としらす、ごま油を混ぜる。

具材は細かくしてごはんと一体化!カラフルで見た目も◎。うちではふりかけを少しかけてあげたりおにぎりにしてあげると、野菜を気にせずに食べます!
ベジカボチーズホットケーキ
【材料】
・ホットケーキミックス
・卵
・マッシュしたほうれん草やかぼちゃやにんじんのすりおろし
・とろけるチーズ少し
【作り方】材料を全部混ぜて、フライパンで焼くだけ!

甘さ控えめで冷凍保存もできる!忙しい朝ごはんにもおすすめ!!ウィンナーやソーセージを入れてもおいしいよ。
朝ごはんの工夫
●ヨーグルトやフルーツなど甘みのあるものを取り入れる
朝ごはんでは、『なるべく早く出せるもの』を作るようにしています。
朝起きると空腹感からすぐにお菓子を欲しがるので、「ちょっと待ってね~」とお菓子を準備するふりをして、朝食の用意をしてしまいます!
また、甘いものを欲しがっていることが多いと感じるので、ヨーグルトやパイナップルなどのフルーツを必ず1品は取り入れるようにしています!
お昼ごはんの工夫
●冷凍幼児食も便利
●スムージーやチーズをつけることも
お昼ご飯は遊びや午前中の活動から帰ってきて、空腹だったり眠かったりと機嫌が良くなことが多いですよね。
野菜やお肉をたっぷり入れた麺類や丼ものにすると、ボリューム感もあり調理も比較的楽チン。
子どもも自分も遊び疲れて余裕がない時は、冷凍の幼児食も便利です。
温めるだけで栄養バランスもバッチリなお昼ご飯として出すことができますよ!
どうしてもお菓子やおやつを欲しがる場合は、砂糖不使用のスムージーやチーズをお昼ご飯につけることもあります♪
夕ごはんの工夫
●子どもが好きなメニューメイン
●多すぎず食べ切れる量
夕ご飯はちょっとだけ見た目にもこだわって「かわいい!」と思ってもらえるように工夫します。
また、「食べたい!」「おいしそう!」と思えるように、献立も子どもが好きなメニューをメインに考えることが多いです。
そうすることで、おやつとの間隔が2~3時間しか空いていなくても、しっかりと食べてくれることが多いです♪
朝昼夜と全てに言えることですが、食べ切れそうな量に抑えておくと完食できて、子どもも無理なく「ごちそうさま!」ができて、楽しい食事になりやすいです!
栄養の偏りが心配になった時には?
●栄養をギュッと詰め込む
●1週間単位で栄養バランスを見る
①おやつで補う
一度にたくさん食べられなくても、1日トータルで栄養がとれれば大丈夫!
小さめのお菓子にプラスして、ミニおにぎりやミニサンドイッチをおやつとして出すのもおすすめです♪
②栄養をギュッと詰め込む
少量でも栄養価の高い食材や調理法を選ぶのも良い方法です。
おにぎりに炒りごまやシラスを混ぜ込んだり、ハンバーグや卵焼きに刻んだ野菜を混ぜたり、子どもが好きな食べ物に栄養をギュギュっと詰め込んでしまいましょう!
③1週間単位で栄養バランスを見る
「今日は野菜食べなかった…」と落ち込まず、1週間トータルでOKと考えましょう。
2歳児は食欲にムラもありますし、1日ごとに考え込まずに1週間単位で見てみましょう!
冷凍幼児食を使ったら食べた!我が家の体験談
我が家では6歳の長男と2歳の長女がいるのですが、2人ともかなりの偏食で頭を悩ませています。
苦手な食材が多く、頑張って作ってもほとんど食べてもらえない時も多くありました。
卵や食べ慣れない食材が苦手
苦手な食べ物がたくさんある偏食家の長女ですが、特にダメなのが『卵』なんです。
『卵』って朝食やお弁当の定番ですよね。
その卵が苦手となると、献立もかなり限られてきてしまいます。
小さいハート型のふわふわ卵焼きにしてみたり、ケチャップをたっぷりかけてみたり、目玉焼き、ゆで卵…かきたま汁など、これまでに何回も出してみましたが克服にはならず…。
また、『サバの味噌煮』や『揚げ物』のような少し手が込んでいて、頻繁には出さないようなメニューも相当苦手で、スーパーのお惣菜で買ってきても一口で「うぇ~」と言って、食べてくれません。
お昼ご飯に活用した冷凍幼児食で苦手を克服
何回かトライしてみてもなかなか克服できない苦手な食べ物。
ある日あまり期待せずに、時短のお昼ごはんとして『冷凍幼児食モグモ』のオムライスを用意してみたら…
なんと、オムライスをパクパク完食!

ね…ねぇ。卵乗ってるけどどう…?おいしい…?

うん。このたまご、おいしい!
あれだけ苦手で、オムライスにうす~い卵をのせてもダメだったのに、完食!
後日出してみた冷凍幼児食のコロッケも、まさかの完食。
普段ならお箸が止まるような食材も、不思議とすんなり食べられたのです。
味つけや食感が、子どもの「食べやすいツボ」にハマったのかもしれません。
それ以来、「これ食べないかもな」と思うようなものや、何度かトライしているにも関わらずダメなものはあえて冷凍幼児食で注文してチャレンジするようにしています♪
わが家ではたまたまオムライスやコロッケがヒットしましたが、ほかにもいろんな冷凍幼児食があるんです。
「どれが合うかな?」と気になる方は、こちらの記事でいくつかご紹介しています。
忙しいママ・パパ必見!1歳半・2歳・3歳の子どもにおすすめの幼児食の宅配サービスを厳選比較。栄養・コスパ・口コミから人気メニューまでランキング形式で紹介していきます! この記事で分かること ●コスパが良い宅配幼児食&離乳 …
子どもが食べないときにやってよかった工夫・NG対応
子どもにはいっぱいご飯を食べて大きく成長してほしいですよね。
ご飯をたくさん食べてくれるようにするためにやって良かった工夫や、こんな対応は逆効果:NG対応をご紹介していきたいと思います。

子どもがご飯を食べないと、つい「ちゃんと食べて!」とか「早く食べて!」とか言ってしまいがち。。
食事時間の雰囲気づくり
子どもが偏食気味だったりお菓子ばかり欲しがるのは、ちゃんと理由があって自然なことです。
無理に食べさせようとするよりも、楽しい食事の雰囲気を作ることが苦手克服への近道だと感じました!
苦手な食べ物は一口から
苦手そうなものはほんの一口からチャレンジ!
「今日はこれだけでOK」にすることで、過度なプレッシャーをかけずに済みます。
子どもも、一口だけなら頑張れることが多いです。
見た目や量の工夫
野菜を星形に抜く、好きなキャラクターのピックを使うなど見た目を工夫すると「食べてみたい!」という気持ちを引き出すことができます。
子どものテンションも上がって、より楽しい食事時間に♪
多すぎない、完食できる量にして満足感や達成感を出すことも忘れずに!
少しだけお手伝いをしてもらう
「やっぱ自分で作ったご飯はおいしいねぇ~!」(by長男)
「これ、さっき作ったやちゅ?」(by長女)
ありきたりな方法ですが、自分で作ったごはんは食べたくなる!というのは本当のようです笑
料理ごっこや混ぜる作業だけでも絶大な効果がありそうです!
親の焦りが逆効果?やってはいけない声かけ
子どもがご飯を食べないとき、ついイライラしたり不安になったりしがちです。
でも、そのときの対応が、子どもの「食べること」に対する気持ちに大きく影響する可能性もあるので気を付けたいですね…!
●「食べないならもう片付けるよ!」→脅す声掛け
●「他の兄弟は手べてるよ!」→他の子と比べる
●「好き嫌いばかり!」→叱る
●「食べたらご褒美あげるよ」→ご褒美で釣る
正直、ほとんどどれも言ってしまったことあります…。(効果も結構ある…)
しかし、ネガティブな声掛けをしても食事がつまらなくなるだけでなく、食べたいという気持ちを育むこともできません。
食べないことに対して焦らず・怒らず・比べず、子どもの気持ちを受け止める声かけを心がけたいですね!
それが「食事って楽しい」という土台を育ててくれます。
まとめ
2歳児が偏食だったり、ご飯を食べてくれないことがあっても良くあることなのであまり心配しすぎなくても大丈夫。
お菓子ばかり欲しがられると困ってしまいますが、お菓子の代わりに時短メニューをサッと出したり、フルーツやミニゼリーなどの甘みのあるものを食事につけたりと、工夫しながらメリハリのある食習慣をつけていきたいですね!
栄養価の偏りが気になる場合は、おやつタイムに栄養価の高そうな食材を混ぜ込んだミニ食事を提供するのもおすすめです♪
どうしても甘いおやつじゃないと満足してくれない時は、パンケーキにお野菜を入れちゃいましょう!!
ご飯を食べてくれずお菓子ばかり欲しがられるとどうしてもイライラしがちですが、前向きな声掛けと楽しい雰囲気づくりで改善していけたらいいですね!