餅スライサーはややマイナーな器具ですが、実は色々なレシピにも活用できることをご存知ですか?
本記事では、ニトリやカインズ等で扱っている餅スライサーとダイソー等の100均で売っている代用品との比較をしておすすめの餅スライサーについてご紹介していきます。
●100均で餅スライサーは売っているか
●餅スライサーが活用できるレシピ
※本ブログは広告収入を得ています
餅スライサー vs 100均(百均)の代用スライサー
ダイソーやキャン★ドゥやセリアなどの100均や3COINSなどでお手軽に餅スライサーがゲット出来たら良いなと考えていたのですが、どのお店でも残念ながら取扱いはありませんでした。
以前はドン・キホーテで500円程で取り扱っていたようですが、そちらも現在は取り扱っていないとのことでした。
ただそれで引き下がっても面白くないので、100均の代用スライサーと専用の餅スライサーを比較してみたところ…
100均の代用品でも切れました!!
…ですが、やはり100均の代用スライサーで無理矢理スライスしようとするとバラバラになってしまいましたね。
それに何より指を切りそうでかなり危ないので100均の代用スライサーは個人的にはおすすめできません…
一方で、餅スライサーは流石に綺麗に仕上がり安全性も問題無しでした!
さすがにこれだけの差が出ると少し値は張りますが専用の餅スライサーを買うか市販のスライス餅を買ってしまった方が良さそうというのが正直な感想ですね。
SNSでも餅スライサーでサクサクお餅が切れることに感動する声が数多く投稿されています。
餅のスライサー!楽しいーーーー(人*´∀`)。*゚+ pic.twitter.com/0wVbHpAhyU
— ゆか (@yu87ukauka) February 12, 2023
しゃぶしゃぶ餅スライサー買ったから鍋で餅しゃぶやってみたんだけど、すぐ柔らかくなるし食べやすいしでめちゃ良かった!!!
この冬大活躍の予感、、、!!!⛄️😚— のってん🐭 (@notten_ch) December 5, 2024
とはいえ、せっかくなので100均の代用スライサーを含めておすすめの専用餅スライサーをご紹介していきたいと思います。
おすすめの餅スライサーを徹底比較
モチスラ | もちもちリメイクック | ワイドスライサー | 厚み調節スライサー | |
買える場所 | Amazon等 | Amazon等 | セリア | ダイソー |
値段 | 1,350円 | 2,500円 | 100円 | 300円 |
使いやすさ | ◎ | 〇 | × | × |
機能性 | 〇 | ◎ | × | △ |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★ | ★ |
モチスラ | もちもちリメイクック | ワイドスライサー | 厚み調節スライサー | |
買える場所 | Amazon等 | Amazon等 | セリア | ダイソー |
値段 | 1,350円 | 2,500円 | 100円 | 300円 |
使いやすさ | ◎ | 〇 | × | × |
機能性 | 〇 | ◎ | × | △ |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★ | ★ |
専用の餅スライサーと100均で仕入れた代用スライサーを試してみましたので体験談を交えながらご紹介をしていきます。
シンプル機能でつかいやすいモチスラ
モチスラは数々のお餅専用調理器具を出している曙産業が出している商品でシンプルながらにも非常に使い勝手が良かったです。
厚さは1mm程になりますが、実際にスライスした画像を見ていただいても綺麗にスライスできているのが分かるかと思います。
ただ難点はニトリやカインズなどの大きめなホームセンターでもほとんど取り扱いが無いことです。
探し回ってもなかなか見つからないと思うのでAmazonなどのネットショップで探すのが無難でしょう。
多機能なもちもちリメイクック
もちもちリメイックックは、モチスラよりも若干値段は高いのですがお餅をスライスしてみると時々中途半端にスライスされてしまうものがありました。
私の操作の仕方が悪いだけなのかもしれませんが、スライスはモチスラの方がしやすかった印象です。
ただ、モチスラの持ち味はその多機能さにあります。
もちもちリメイックックは、スライスも1mmと2mmに選択できたり、お餅をブロック状にカットしたり刻みにすることもできるので色々な用途に使えます。
小さな子や高齢の方がいるご家庭ではお餅を喉につまらせない対策としても役に立ちますね!
こちらもモチスラと同じくホームセンターなどでは売っていないため、Amazonなどで探すことをおすすめします。
ワイドスライサー
100均のセリアで購入したワイドスライサーですが、スライスできることはできましたがかなり微妙な結果に…
何より手を切りそうになったりと、餅をスライスするのにはやはり無理があったのでワイドスライサーを餅スライサーとして代用するのは厳しそうです。
厚み調節スライサー
こちらはダイソーで300円で購入した厚み調節スライサーです。
ダイソーの厚み調節スライサーは7段階に厚さが調節できるので何とかお餅をスライスできるベストな厚みがあるかを検証してみましたが、なかなか厳しい結果となりました。
セリアのワイドスライサーと似たような感じの仕上がりになってしまったので、やはり厚み調節スライサーもお餅のスライスにはあまりおすすめできません。
市販の薄切りスライス餅とのコスパ比較
この記事では餅スライサーのお話をしてきましたが、「そもそもスライスされたお餅を買ってしまえば良いのでは?」と疑問に思った方もいたかと思います。
そこで、次に市販のスライス餅を買った場合と餅スライサーを使った場合のコスパについて比較をしてみました。
普通のお餅とスライス餅の値段の比較
なるべく条件を揃えるために同じ越後製菓から発売されている商品を対象にしました。該当の商品は以下の通り。
生一番きりもち | スライスもち | |
メーカー | 越後製菓株式会社 | 越後製菓株式会社 |
内容量 | 400g | 150g |
値段 | 669円 | 326円 |
スライスもちの値段を400gあたりに換算してみると869円になるため200円の割高となります。
869円に対しての200円の割高なので結構大きいですね。
一世帯あたりのお餅の消費量と金額の差額
全国餅工業協同組合の統計によると、令和5年のお餅の世帯購入数量(g)は2,120gとのことなので、仮に全て切り餅を買った場合と全てスライス餅を買った場合では、以下のようになります。
生一番きりもち | スライスもち | |
市販価格 | 669円/400g | 326円/150g |
1gあたりの価格 | 1.67円 | 2.17円 |
年間購入数量 | 2,120g | 2,120g |
年間購入価格 | 3,540円 | 4,600円 |
つまり、年間で1,060円ほどの差が出てくることになりますね。
餅スライサーはお得?
本記事でご紹介した餅スライサーの最高値は2,500円なので、もしそれを購入した場合は2年目半ば以降お得になる計算になります。
そのため、餅スライサーを3年以上使う場合にはスライス餅を買うよりも餅スライサーを使う方がお得になります。
また、最高値2,500円の場合で計算しましたが、1,000円程の餅スライサーを買った場合には、1年ちょっとで元が取れることになるので、コスパ重視の方は、1,000円付近の餅スライサーを購入してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
今回はお餅専用の餅スライサーと100均の代用スライサーでの性能を比較していきました。
餅スライサーはホームセンターなどに行けば気軽に入手できると思っていましたが、ニトリやカインズなどの大きなホームセンターにも無く以外に取り扱っているお店が無いなという印象でした。
100均にもありそうかなとも思っていましたが、もはや代用になりそうなものもなく餅スライサーをお店でゲットするのには意外に高いハードルがあるようです。
餅スライサーはお正月の時期だけではなく、しゃぶしゃぶに入れるお餅にも使えたりと用途は多岐にわたるので是非皆さんが使いやすい餅スライサーをゲットしてみてくださいね!